閑話休題;『科学的浪花節』
 


【府中市を過ぎて、横浜に入る上空です!】

 

作家:井沢元彦さんの書かれている多くの日本史解釈の根本が、「言霊、和、
怨霊、穢れ」への、無意識の信仰に基づく非論理的な日本人の行動だと・・・。


そのことを詳しく書かれた本:『「言霊の国」解体新書』、『井沢元彦の未来
講座「言霊社会とサイエンス」』はお奨めです!

 

私も講義の最中や課題の添削中に、
「あなたの発する言葉には言霊があるんだから、もっと大事に使いなさい!
 書くなら丁寧に書きなさい!」
って、注意をします。

 

言霊(ことだま)というのは、人間が発する言葉に宿る「魂」のことです。

自分の夢、希望、願望を強く意識するだけではなく、紙に書き、声に出そうと
いうことをお奨めしております。

 

これはなにも私だけが信じて言っているのではなく、中村天風翁、松下幸之助翁
も、稲盛和夫師、孫正義氏、ビル・ゲイツ氏、・・・世界の多くの成功者が
異口同音に言っておりますね!

 

声にした言葉自体に「言霊」が宿っているのです!
それは「今の心」=「念」となっています。
それを、「人に伝える」=「相手の心に」=「想」をなすことを「想念」って言いますね!

 

ですから、悪い言葉を発すれば凶事が起こることがある!
良い言葉を言えば吉事が起こることがある!
ですから、結婚式などの慶事では、話してはならない「忌み言葉」があるので
すね!?

 

「経済心理学」は科学なんですが、やはり、「言霊思想」がありますので、悪い予想を出すと

経済が悪くなると躊躇する人がいます。

 

今のマスコミ報道も「言霊」によって、プロパガンダをしているようにも思います。

 

実は企業組織において、この現象が典型的にあるです!!
作る「経営計画」のほとんどが「晴天計画」なのです!
これも「言霊」が左右しています!

 

縁起でもないことを書いて申し訳ないのですが・・・、
だって、経営者が今期「死ぬ」前提で経営計画を立てているのでしょうか?
仕入先・取引先が不祥事を起こしたり、失敗して、仕入れの不調が起こったり、不良債権が

発生する可能性のあることをあからさまに書いていますか?

 

社員の不正や内部告発などが起こり、社会的信用すら失墜する可能性のあること、そのための

対策を講じる時期と方法を書いておりますか?

 

経済対策を起案すべく内閣府、官僚も、なんと経済研究機関なんかにも「言霊思想」があります

から、マイナス要因をハッキリと述べることができません!

 

福島第1原発事故の対策や安倍首相のオリンピック招致時の演説でも、「言霊思想」の影響が

ありますね!

 

だから、「最悪の事態」を語りたがらない!

 

以前からTVなどで軽快な発言をなされる中部大学教授:武田邦彦先生がお書きになっている

ブログをご紹介します。
 
 http://takedanet.com/2011/05/post_ca91.html

 

武田先生は「原発論者」から、ついには「原発反対論者」になった人間です。

私は、まだ「原発曖昧、でも脱原発派&優柔不断論者」⇒「脱原発派」なのです(^^)

 

福島第一原発非常事態のまっ最中に、まぁよく登場された黒縁めがねの原子力安全・保安院の

西山審議官は、

「最悪の事態が起こらないように全力で対策を立てています!」

って言葉を多用しましたね!

 

頭のよろしい方なので多弁でしたが・・・、凛々しさが足りなかった(^^;

私と同様に堪りかねたある記者が質問してましたね!?

「んでぇ〜今、想定される最悪は何なんですか・・・!?」 

 

西山審議官は繰り返すんです!
「いやぁ〜、あのぉ〜最悪の事態が起こらないように、全力で対策を立てています!」
記者:
「だ・か・ら〜・・・最悪を想定しない限り、防ぐ対策なんかも立てられないでしょう!?」
西山審議官:
「ええ・・・最悪の事態が起こらないようにすることが我々の務めなんです」
記者:
「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

善意に解釈はしますが、西山審議官でも「個人の見解」はお持ちなんです!
しかし、立場(組織)として最悪の想定を語られないのです。

 

こんなこと、あなたの組織でも多々あるのではないですか!?

「雉子も鳴かずば撃たれずに・・・」
ということわざ通り、余計な一言がトップ・リーダーの逆鱗に触れるかも知れないし・・・(^^;


実は、中国4千年の歴史の中で人間心理学の最高傑作、「韓非子」というお奨めの教訓本では、

都合の悪いことを話す可能性のある人間には、まず地位を与え、連座責任も宛がえて、黙らせる手が

あると書いていますね!?

 

西山審議官も・・・、その手に堕ちていたのかも???

当時、東京電力の清水社長はじめ副社長も、会長も、「全力で対策を打っている」と言っておりました!

 

これ・・・やはり「言霊」のせいなんです(^^;

ここで今日の「教訓」です!

 

いいですか!
みんな誰だって、重要なことをやるときは「一所懸命」ですよね!?

じゃぁ・・・「一所懸命」やれば・・・「結果」がいいのですか!?

「一所懸命」考え、「一所懸命」やれば、仕事や人生にはなんの苦労もないじゃないですか!?

「一所懸命」、「全力」でバットを振ったら、だれでもホームランになりますか?
テニスでも同様に、「一所懸命」、「全力」でやったら、錦織圭さんや、F1ドライバーの佐藤琢磨さん、

大リーガーの大谷翔平さんになれますぁ? 

 

アスリートのみならず、ビジネスの世界でも皆さん、同様に「一所懸命」、「全力」でやっている

ではないですか!?

いわば・・・「浪花節」的いうなら・・・・・(^^)

 

でも・・・それだけではダメなんです!(^^;

「やり方」=「科学的の方法」がなきゃぁ・・・!

 

全世界の国策でもある原子力発電に関わる、いな「原子力平和利用」の推進には、「想定外」を

「言霊」処理したんです!

「最悪の事故は起こりえない!」と・・・(^^;

 

しかし何度も申し上げているように、「想定外」というのも科学的に見れば、「確率的に起こり得る」

ことなのです!

白い巨塔よろしく、利権ウジャウジャ村(原子力村)の原子力行政、原子力事業、原子力学問の世界では、

「安全でないことも・・・確率的に稀だが存在する!」
と公にした途端に、その原子力村から、政治的にも排除されるのです!
学者としての栄達も・・・!
そして、生活の糧すら失ってしまったのです!

 

企業組織の中でも、同様のことは起こっているのではありませんか!?

誠に残念なことですが、資本主義世界では「金でビンタを喰らわせ!(政治言葉では金目だそうです)」ば、

なんとかなると考えるのです!
さもしいことなのですが・・・(^^;

 

とはいうものの、イスラム国の人質誘拐の身代金にいたっては・・・(^^;

政治も、行政も、御用学者に巣くう原子力村社会では、「100%安全」を「言霊」にしたのです!

多くの他山の石になる「事件、事故」を教訓化する精神は、成長しようとする企業に取って

「必要十分条件」です!

絶対に「他人事」にしないことです!

 

そして、「冷静」に、多くの「精度の高い情報」を収集する姿勢と、それを「科学的」に解明し、我が社の

「想定内リスク」として取り上げ、「リスク・マネジメント」をすべきなのです!

 

まさに実際に起こったとき、「的確」な「クライシス・マネジメント」ができるマニュアル策定と

予行演習が必要なのです!

 

その上で、「想定外」の事態発生時には、「ディサスター・マネジメント」として、全責任を背負い、

ウルサイ黙れ方式で号令を組織末端にまで浸潤させ、一糸乱れぬ行動の取れる組織企業と覚悟を持つ

リーダー(サブ・リーダー)を育成すべきなのです!

 

そのためには、大幅な「権限委譲」がなされないとならないのです!
そして、「美点凝視」しつつ、「得手に帆を架ける」、ビジネス・リーダーになっていただきたいのです!

 

これを「科学的浪花節」というのです(^^)
ハイ!

 

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