『逆転層、気温の逆転層(Temperature Inversion)』


【GUAM:Cocos Island先端部分】

普通は、高度が高くなればなるほど気温が下がります。
しかし逆の現象が起こる時があります。
その逆の現象が起こっている大気の層を「逆転層(Temperature Inversion)」と言います。

「逆転層(Temperature Inversion)」では、高度が上がりますと気温が上がります!
大気の状態は極端に安定性が良くなり、大気が混ざらなくなります(上昇気流が無くなります)。
冷たい空気は下がろうとし、暖かい空気は上昇しようとします。

「逆転層(Temperature Inversion)」では、上に行こうとする暖かい空気が、既に上にあるので

動きようがなく物凄く大気は安定しております。

実は問題があるのです!
大気の動きが少ないため、「霧」や「埃」が溜まりやすくなります。
視程(Visibility)が悪くなるのです!

地上付近で起こる場合は数週間も視程(Visibility)が悪い日が続く場合があります。

「逆転層(Temperature Inversion)」には大きく分けて2種類あります。
一つは地上付近で起こるものと、もう一つは上空で発生するものです。

地上付近で発生するものには、「Surface-Based」とか「Low-Level」と言われております。
夜間、風や雲がなく「放射冷却」が強い時に起こりやすくなります。

雲がない時は、地上の熱が上空に逃げていきます。そうしますと地面の温度が下がってしまい、その周辺の

大気温度が下がりるのです!
しかし上空での温度変化は少なく、「地面付近では寒く、上空は暖かい」状況になり、「逆転層(Temperature Inversion)」

が起こりやすくなります。

この状態(逆転層)で、大気の湿気が多い(Moisture Air)と放射霧(Radiation Fog)や低高度での雲が発生し

やすくなります。
飛行場周辺で、この状態になりますとVFR(有視界飛行)での飛行は厳しくなります。
なんとIFR(計器飛行)でも難しくなる場合があるそうです!
そこに強い「逆転層(Temperature Inversion)」や霧などが発生し、お昼になっても「逆転層(Temperature Inversion)」

や「霧(Fog;HazeやMistも)」などによる視程障害が残ってしまうことがあります。


上空で発生する「逆転層(Temperature Inversion)」は、上空に暖かい空気が流れ込んだ場合や、下部に冷たい空気が

流れ込んだ場合に想定できます。

まず考えつくのは、前線(Front)の通過時なのです!
上空で起こるものなので、流されやすく、無くなりやすいのですが、危険な状態が考えられるのです!
その危険な時というのは、気温が0度Cぐらいの時なのです!
この時に雨が降りますと氷雨「Freezing Rain」となるのです。
演歌ではいい歌ですが、パイロットには非常に危険な状態です!
ですから、かなりの注意が必要です。
暖かい日でも、上空に行きますと気温が急激に下がることがありますので注意が必要です!

「氷雨(Freezing Rain)」は、気温が氷点下なのに(液体の)雨が降っている危険な気象状況のことです。

上空の「逆転層(Temperature Inversion)」で発生することがあります!
「氷雨(Freezing Rain)」の中、すなわち気温が氷点下で、飛行している航空機の機体も0度C以下になります。

その機体に雨が付着しますと、急速に水滴が凍り始めます!
これを「アイシング(Icing)」と言います。

 

プロ野球の投手が、投球後に肩を冷やしているのもアイシングと言いますが・・・、飛行機のアイシングは「着氷(氷が着く)」と言う状態になります。
雪とかあられなどは、なんと一度固まってしまうと飛行機の表面にぶつかっても「アイシング(Icing)」は起こりませんが、

液体の状態はかなり危険です!

翼の形すらも変わりますし、飛行機の重量も急増します!
もちろん、プロペラやエンジンの空気取り入れ部分にも氷が付着してしまう可能性があり、色々な意味で非常に危険です!
この「アイシング(Icing)」での事故は、米国では多く発生しているのだそうです。
ですから米国に訓練に行きますと失速訓練と同じくらいの頻度で「アイシング(Icing)」
除去訓練をさせられます。

「逆転層(Temperature Inversion)」の上で発生した雨や雪が、地面に向かって降ります。雪ならば溶ける時も

あります。
しかし「逆転層(Temperature Inversion)」の厚さが大きく、雨であっても、その下では気温が氷点下以下になる時が

あります。
気温が氷点下になっても直ぐには、雨が雪や氷に変わるとは限りませんが・・・、気温が氷点下以下で、液体である雨が

降っている状況を「氷雨(Freezing Rain)」と言います。
周りの空気温度が氷点下以下なのに、水滴が凍っていないのような状態を「Super-cooled Rain」とも言います。

「氷の粒、塊(Ice Pellets)」というのもあります。
上空で「氷雨(Freezing Rain)」がありますと、その気温で水滴が凍って地面まで到達する場合があります。

この現象を「氷の粒、塊(Ice Pellets)」と言います。
このときには、上空では「氷雨(Freezing Rain)」があると分かります。

ちなみに「雪(Snow)」というのは、水蒸気が水滴にならずに直接凍った物で、フワフワとしています。

もう一発、「雷雨(Thunderstorm)」の内部で、水滴が上昇気流で押し上げられ、上空の冷たい空気で凍らされた物を

「雹(Hail)」と言います。
「雪(Snow)」と「雹(Hail)」は、物は同じなのですが、作られ方が違います(^-^)

皆さんがご覧になる天気図は、地上天気図というものです。
パイロットは、飛行する前に気象庁のホームページや空港の管制室から高層(上層)天気図を入手します。
これらは、予想地上天気図、850、700hPa(ヘクトパスカル)高層天気図です。
エアーラインでは、もっと上空の天気図を入手しますが、私のような自家用パイロットは、せいぜい富士山山頂付近

(700hPaくらい)の高度以上は飛びませんから、850hPaで十分です!
hPaは、気圧のことですから、地上付近は1000hPaくらいでしょう!?

高層天気図を読むときは、風の方向と気温がポイントです!


さてさて、またまた前段が専門的になり長くなってしまいましたが、ビジネス場面において、『逆転層、気温の逆転層(Temperature Inversion)』という現象が起こることはたびたびです。

戦いの世界では「嵐の前の静けさ」とか、「台風一過」のような安定状況ですね!
実は、ビジネス場面で、そのような状態に入った時、リスクが待ち構えているのだという認識をビジネス・リーダーは

持ち、常に「緊張感」「危機感」を持って対処しましょう!

私は経営の世界などで一流の実績を上げておられる方々とご縁を頂戴させていただいております。
彼等と真剣な語り合いをさせていいただきますと必ず共通する答えが返ってきます。

どの人もこれからの世の中がどうなるかということに、ものすごい興味を抱いております。
その興味で先々を見てゆきますと、どうしても
「このままでいいんだろうか?」
「これから、こんなことをしていてはダメだなんだよなぁ〜!」
といった『危機感』をいっぱい口に出されます。
「こうあるべきだ!」などという、まさに評論家タイプ発言でないのが実務家の一流人の言葉であることに気づきます。

この『危機感』が、彼等にとって次に『緊張感』をもたらします。
それが、普通の人とは違う物事に対する真剣な取組み態度となって顕れます。
そしてますます、取組みの精神的緊張度が高じてきますと『集中力』が湧いてきます。
専門家はこの状態の脳波がα波だと言います。

このα波を外から入れようと、変な機械を購入する者がいます。
若い方々にはおわかりにならないでしょうが・・・その最も有名なアホなことやってたのがオーム真理教のヘッドギア

ではないでしょうか?
もしくは、耳からα波を促す周波数の音を入れれば同じ様な効果があるんだと言って機器を売っている人もいます。
この機器の推薦人にコンサルタント会社を日本で唯一上場させたと自慢している、そして巧みな出版をすることで有名な

コンサルタントがいます。
不思議なことに、このコンサルタントの推薦するいろいろな発明紛いのものが急速に普及することがなかなかありません。
本来「本物」と言うのは、コマーシャルをしなくても爆発的にクチコミによって広がるものです。

大変に大それた言い方をしますが、大学受験用・資格試験合格用に売り出されていましたあんなもの(ヘッドギア、α波促進音響装置)で集中力が湧くんなら、受験生は誰でも東大クラスの大学に行けるし、司法試験も簡単に受かりますよね!?
しかし絶対そんなことは起こりません!
ということは、あれは”ハッタリ”であると気付かねばなりません。
まったくオームの連中と比べて五十歩百歩なのです。
注意して下さい!

やはり『集中力』を誘発させるのは本人の『真剣さ』、すなわち『緊張感』にほかなりません。
この『緊張感』は、常に今の環境と自分の状態を素直に対比させることです!
そして「このままではイカン!」と自身に言い聞かせる姿勢が芽生えてきます。
これを『危機感』というようにします。

『危機感』は、全身をものすごく「敏感」にさせます。
 目に見えないアンテナを体のあちこちに張りめぐらします。
どんな些細な事も取り込もうとします。
それが「ボキャボラリ」として、たぶん脳だろうとは思うのですが蓄積されてゆきます。

潜在意識のすばらしいところなのですが、真剣な物事への取組みによって365日24時間寝ていても思考を補完してくれます。

突然に、閃くことがあります。
不思議と、そのときは大変に心地好いものです。おそらく「悟り」というのがそんな境地じゃないかと思ったりします。
ですから閃く経験をした人は、もう一度、同じ快感を味わいたくなるのではないでしょうか。

お釈迦様が出家を決意したは、自分のエゴでの解脱を目的にしたのではなく、衆生の救済について『危機感』を感じたからと

私は信じております。
お釈迦さまが涅槃に入られてから後、何百年もの間、小乗(自分だけの悟りを目的とする教え)でしたが、脈々と流れる

お釈迦様の本心は発現して現在に至っていると信じております。
ですからオームの誰かさんとは発心がまるで違う訳です。

さあ、ぜひ自分の身の回りの環境を真剣に考え、これからの自身の身の振り方を想って下さい。そして、一流人との触合える所

まで一緒に行きませんか。

一流人には、ちょっとした努力で成ることができます!
それは、『危機感』と『緊張感』と『向上心』が芽生えた時です。
 

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