『航空身体検査と航空無線通信士受験』

【大利根川もだんだん細くなってゆきます】

 

平成20(2008)年末に中国広州に向かいました。

「航空身体検査」と「中国操縦士筆記試験」を受けるために・・・。

 

広州に着いた翌日朝9:00、通訳と一緒に航空身体検査を行っている空港近くの総合
病院に出かけました。

 

当時の中国の病院は、日本の病院に比べて設備も機能も20年から30年は遅れています!
なんと「総合病院」なのに、ホールも、受付付近も・・・・暗いのです(^^;
・・・それに受付の人も看護師も医者も・・・みんな無愛想(^^;

 

そこに半日以上いました。

 

最初に眼科の検査がありました。
なんとまぁ〜、測定装置は、私が小学生の時にやっていた視力検査設備です。
色盲(色弱)検査の本って、ご存じですか?
検査用のサッシが・・・もうボロボロになっています(^^;

手垢もいっぱいついていて古文書みたいです。

 

日本の航空身体検査との端的な違いと言いますと「下半身外見検査」がありました。
日本では決してありません!

下半身裸になるのです。
そうパンツを脱いでフリチンになるのです(^^;
かなり恥ずかしいのです(^^;

 

検査官が、私の方をニタニタ見つめながらおもむろに手術用ゴム手袋をはめるのです。

そして近づいてきて、なんと・・・ボ・ボ・ボクのチンチンを握って・・・、○玉をコリ
コリと調べるのです(^^;
そのあと、四つん這いになれって言うのです。
もちろん中国語で!
私にはまったく解りません!
彼がこうせよと格好を見せるのです!

 

ぎゃぁ・・・そう肛門検査です!
両手で押し開けるのです!
指を押し込まなかったのだけは救いですが屈辱とはこういうことか・・・(^^;

疣痔・切れ痔はパイロットにはなれないのです(^^;

日本では自己申告です!

通訳の言うには、空の上の気圧変化で激痛が起こるそうなのです・・・。
ほんまかいなぁ???
もう恥ずかしいのなんの・・・って(^^;

 

検査官が下半身検査修了の証を検査ページにドカ〜ンと合格印を押しながら、ボクの一物
を指さし「デッ○イ・マーク」をするのです!・・・ハイ(^^)
ちゃんと日本語で「どうだぁまいったかぁ!」って言ってやったのですが、彼に通じたか
どうかは定かではありません!

 

翌日、中国での「航空筆記試験」がありました。
会場に入ると、私以外全員中国人の若い人たちです!
一人だけ女性がいました。なかなか凛々しい女性でした。

50人くらい居たでしょうか?

試験は、デスクトップ型PCで行うのです。
北京の中央局とオンラインになっているそうです。

 

問題はディスプレイに英語と日本語併記で出され四択(これも英語・日本語併記)なんです。
日本語の訳がところどころ意味不明です。英語の方がうんと理解できます。

なんと筆記試験は厳重監視です。
おおよそ1分に1回ほど試験官がのぞきにくるのです。
天井には10コほどの監視カメラがある!

 

制限時間はあるのですが(忘れました)、パソコンでの択一式問題に回答クリックし終わ
ったら「終了(End)ボタン」を押します。
問題数は確か85問だったかな?
間違って、途中で「終了ボタン」を押してしまったらパァ〜です。

「終了ボタン」を押して2〜3秒しますと・・・、ジャァジャァ〜ん!
「合格」:87.3点がデカデカとディスプレイに表示されました!

 

その後、隣室の試験官室へ修了した報告に出向きますと合格証書をプリントアウト(ペッ
ラペラの藁半紙なんです。日本ではもう見かけないですね!)して、青色の中国国家認定

機関の印鑑を押し手渡してくれます。

試験官が

「・・・・・(^^♪」
たぶんおめでとうって言ってくれてんだろう?
「シェ〜、シェ〜!」・・・にこっ(^^)

 

同年10月下旬から約11日間、再度中国広州に渡航して、中国民用航空総局(CAAC)
の航空ライセンス取得のための特訓をしました。

 

朝1.5時間、昼1.5〜2.0時間、夕刻1.5時間が毎日の日課です。
日本やアメリカではこんなことはできません!
最初の3日間は、ホテルに戻って着たらクッタクタでバタンキューでした。

 

なんと渡航10日目に、中国の訓練学校にいる(寮生です)訓練生の実技試験がありました。
「あなたも受験せよ!」って、教官が言うのです。
日本の実技試験項目を知っていますので、こんな程度で合格はあり得ない!と確信しておりま

したが、思い切って受験しました。
なんと合格しました(^^)/

 

なぜか?
中国では条件付きなんです。

教官に、その「条件」を試験官が文書にて呈示し、教官が責任を持って訓練すると宣誓サイン

するのだそうです。

 

 

 

 

この中国での訓練記録は後日、メルマガにてご報告させていただきます。

帰国後、3ヶ月ほどで発給されるCAACライセンスを国土交通省航空局(JCAB)に
書き換え申請して、日本の「JAPA自家用操縦士技能証明書」に書き換えをします。
これで晴れて日本でのパイロットなのです。
もちろん、翌年になってしまいますが・・・(^^;)

 

実は、操縦士になるためには、資格別、航空機の種類(飛行機・回転翼航空機・飛行船及
び滑空機)別の航空技能認定と筆記試験に合格しなければなりません。

「航空技能認定」は、ICAO(国際民間航空機関)に加盟している国のどこで取得して
も書き換え可能です!

 

日本で技能検定を取得のは大変です。
1時間当たりの訓練コストが高すぎます!
多くの人たちが「航空留学」をします。
アメリカやカナダ、ニュージーランド・オーストラリアがかつては主流でした。
当時は、中国やインドネシアが人気でした。

しかし、現在は無効です(^^;

理由は、インチキがまかり通っており、まったく実技訓練もせず、お金を払っただけで合格させて

いる飛行学校が摘発されたからです。

 

海外で取得したライセンスを書き換えるには、日本の学科試験では「航空法規」だけ合格
すればいいのです。

でも私は、同年11月23日に行われた航空操縦士学科試験のすべての学科を受験しました。
学科試験は「航空工学・航空法規・航空気象・航空通信・空中航法」の5科目です。

 

中国との違いは、気象と航空通信がかなり違います。
もちろん法規は必須科目だけあって、まったく違います。

 

また、飛行機操縦で不可欠なATC(航空管制との通話)をするにも日本では、総務省認定の

航空専用無線士免許が必要です。
縦割り行政の典型的なものですね!?

もっとも簡単に取得できるのが「航空特殊無線技士」です。

 

平成20(2008)年10月に、日本国内の「航空身体検査」不合格となり、12月に再受診したの

ですが、やはり不合格!

 

技能訓練のための飛行機操縦時間を取るよりも、今年は無線資格取得にチャレンジしよう決意しました。

 

平成21年1月18日に「4級アマチュア無線資格」を取得しようと前年クリスマスの頃から勉強を始めました。

勉強しているうちに、当日午後に「3級アマ試験」もあることが判り、それでは!と同時チャレンジすること

にしました。
4アマの試験が午前中、3アマの試験が午後にあります。
結果は試験終了後、1時間半ほどで発表があります。
廊下に合格者の受験番号が張り出されます。
お陰様で、4級も3級も一発合格できました。

 

実は、高校生の時、アマチュア無線の2級を合格していたのですが・・・合格書をどこかにやってしまって

おり、再申請も面倒だし、当時の理論・技術とはかけ離れたものになっていると確信したので、再度、

アマチュア無線技士の勉強をした次第です!

 

昔、電気の勉強(特に強電;高圧電気⇒一応、第3種電気主任技術者&電気工事士です)をやっていたので、

電気理論は復習のようなものでした。

無線装置(ラジオ)の理論も学生の頃、大阪日本橋に何度も通って自分でラジオ制作もしたりしましたので、

案外、抵抗感はありませんでした。

 

でも改めてやる電波の理論は新鮮でした!

街中や郊外を列車・自動車で移動すると数え切れないほどのアンテナ塔(電波塔)が目に入ってくるように

なりました。

勉強した本は、3アマも4アマもそれぞれ1冊だけ!
CQ出版社の「要点マスター」だけでした!
過去問を全部やればいいんですね!
ほとんどここから出ます。
100%出ると言っていいかなぁ!
たぶん間違いなく満点でした!?

 

3アマは「無線通信術」なる筆記試験があります。
昔は、本当に「ツー・トン」の送受信実技試験がありました。
0〜9,A〜Zのツー・トンを久しぶりに丸暗記です。

 

インターネットに自我流覚え術を公開している人が多くいます。
小生も何人かのサイトから覚え方をコピーさせてもらい、藤本流にしちゃいました。

 

もうすっかり忘れました(^^)

「4アマ・3アマ合格」に続いて、自家用操縦士になるためには「航空特殊無線技士」の資格を取らねば

なりません。

 

2月7日に国家試験があることを発見しました。
即、申し込みましたら、試験代行機関の(財)日本無線協会から直接電話連絡がありした。
2月の試験申し込み期限が切れているので6月迄お預けとなりました。

残念でしたが、これが幸いしました。

 

自家用飛行機の操縦に必要最低限の無線免許は「航空特殊無線技士」ですが、航空運送事業(エアライン)用

航空機での航空機局や航空機と通信を行う航空局、管制などで、通信操作に従事する者が取得すべき資格に

「航空無線通信士」があります。

この「航空無線通信士」の試験は年に2回、次は8月です。

ですからこの際、6月に「航空特殊無線技士」、8月に「航空無線通信士」の受験をしようと決意したのです。

 

「航空特殊無線技士」の試験科目は、
 嵬祇工学」;3アマ±α程度かなぁ?
 筆記試験は、電波新聞社発行の「特殊無線技士受験マニュアル」がいいですね!
 あと(財)日本無線協会から、過去問と解答がサイトにアップされています。

 

◆嵋ゝ」;航空関連無線設備用語を勉強しなきゃなりませんが、過去問をやるだけで
 ほぼ完璧です!

 

あと、「電気通信術」というのがあります。まさに実技試験です。
 一分間50字の速度で欧文(欧文通話表に基づく)の送受信が約2分間できるかどうか?
 の実技試験です。

 

 航空の世界では、「フォネティック・アルファベット」と言います。
 A;アルファー、B;ブラボー、C;チャーリー・・・X;Xレイ、Y;ヤンキー、
 Z;ズルー って言います。

 

すべての筆記試験の前に「受話実技試験」がありました。
おんぼろのカセット・デッキからから流れる欧文通話表に従ったフォネティック英文暗語を聴取して、

解答用紙に記載するんです。
意外と緊張しました。

 

「電子工学」「法規」の試験が終わり全員が退場したら、早速、「送話試験」があります。
問題用紙がクリアー・ファイルに入っています。
「はじめます!」
「本文」
と言ってから、5文字づつ読み上げます。
送信が終わったら「終わり!」です。

試験管がニヤニヤしながら聴いています。
「以前からやっておられたんですか?」なんて訊きながら、ウンウンと感心する顔をされ
たので合格を確信しました。

 

フォネティック・アルファベットの練習は、航空学校(アビエーション・スクール)に入校したとき配布された

CDをi−Podと自家用車オーディオに録音し、聞き続けました。
聞き慣れてから、街の看板に書かれている英語のアルファベットを一つ一つフォネティックに直し、声を出して

練習しました。
特に高速道路での道路標識の英字部分だけ観てフォネティックで大声出しました。

 

6月10日が「航空特殊無線技士」の受験でした。

午後からの試験でした。
広島に行っておりましたので、広島で受験しました。

合格発表はアマチュア無線免許の試験と違って、6月末にハガキで知らされます。
生意気にも合格を確信しておりましたので、総務省のサイトから「航空特殊無線技士免許申請書」をダウンロードし、

1700円の収入印紙を購入し、写真も貼り付けて待っていました。
合格ハガキが到着した翌日、総合無線通信局に申請書を提出しましたら、1週間もしないうちに「免許証」が

届きました。(サイトには約1ヶ月後、免許証が届きますと書かれていました)

 

 

ここまではウォーミングアップですね!

いよいよ、8月の「航空無線通信士」受験の準備に入ります。
4月に、とあるインターネット・サイトで「○○の航空無線通信士受験クラブ」なるものを毎月数百円で

受講することができるのを見つけて入会しましたが、残念ながら役に立ちませんでした。
文系の人を対象にしたものだとのキャッチフレーズですが、たぶん、文系の人には難しい?
偉そうにも、そのサイト主宰者は通信講座の途中で「Sin・Cos」の説明なんかを入れるんです!
微分積分も権威付けなんでしょうか? 

1頁ほど取って説明がありますが、私の方が上手に説明できる!・・・なんて(^^)

 

もちろん本試験では、微分積分、Sin・Cosなんて使わないんですね(^^;)

 

インターネット・ビジネスは花盛りですね!
またなんとインターネット通販で、「航空無線通信士国家試験[英語]対策資料」なるテキストも売って

いました。

安易を主義とする私は、もちろん直ちに購入しました。
が・・・やはり・・・大して役に立ちませんでした(^^;)

 

あえて役に立ったと言えるのは、日本無線協会から受験用英会話テープが販売されているとの情報が

書かれていたことでしょう!

早速、日本無線協会に電話を入れて購入しようとしましたら、10年前のものテープものしかなく、

現在、CD−ROM制作中だというのです。
それでもいいからとテープを購入して聴きました。

英会話試験の設問をネイティブ女性が2回読みます。設題と解答が英文になった小テキストが付属でした。

 

なるほど、こんな問題が出るのかぁ?
これで十分でした。

この「航空無線通信士」受験でも、(財)電気通信振興会出版「航空通:問題解答集」が有効です!

5年分の過去問です。
「無線工学」には解説もあります。
解説が解らないときは、インターネット検索で調べました。

「無線工学」のレベルは、2アマと同等かそれよりやや低めくらいと書かれたサイトを見つけました。

 

しかしポイントどころは、「航空業界用語」が出てくることです。
たとえば、
VOR・DME NDB SSR ASR・ARSR PAR ATC ILS ACAS
・・・とか(^^;)

 

特にレーダーの問題は、概して出題されているようです。

小生はお陰様で、飛行機の勉強をしておりますのでなんなく理解できました。

 

飛行機、飛行場関連施設を知らない方は、
「航空保安無線施設(無線航法支援施設)と航空管制」
 http://www2m.biglobe.ne.jp/~nagase/navaids/
が参考になります。

 

やはり重要なのは英語対策でしょう!
特に英会話です。

ちまたでは、合格者は「英検2級レベル」と書いている人が多いのですが、もう少し難しいように思います。

できたら「準1級」くらいの勉強をされるといい!

英語は、過去問を10年分やってみましたが、最近は「国際電気通信連合条約」や「航空法規」の英訳・和訳

が出ていますね!?

 

今年の、実際の試験は、CO2削減に取り組むフィンランド航空の実例記事からと航空無線通信の法律や

遭難・緊急事態対策の通信手段の問題でした。

(財)電気通信振興会発行の「英語:航空無線通信士用」がよい参考書のように思います。
半分のページまでは大変に有効です!

 

残り半分のページはATCと言って、航空管制と飛行機のやり取り集です。
試験には出ませんので、飛行機をやるんなら、航空管制官をやるんなら勉強した方がいいのかなぁ?

 

受験の感触は、お陰様でバッチリ!でした。

8月28日(金)が、「航空無線通信士」の合否発表ハガキの投函日でした。
日本無線協会に合否の問い合わせをしましたら、ハガキが届くのを待てとのこと!
28日の午後に投函したとのこと。

 

29日(土)の午前中まで郵便局はやっています。
出張中でしたので、自宅に日本無線協会からハガキが届いているかどうか電話を入れましたが、家内は

けんもほろろに

「そんなもの届いてないよ!」(^^;)

 

30日(日)・31日(月)は富山に・・・。
31日に家に電話してもいいんだけれど、家内のつれない態度が浮かぶのでやぁ〜めた!

 

1日(火)に自宅に戻るとお陰様で「合格通知」が台所の机の上にポツンと!

「航空特殊無線技士」の時と同様に、先んじて作っておいた「航空無線通信士免許申請書」(住所・氏名

・生年月日・住民票番号、押印、写真貼付済)に「合格年月日」と「受験番号」だけ記入して、すぐ投函!

 

9月19日に政権交代を見越していたのか、このような「航空無線通信士免許証」が届きました。 感激です!

パスポートと同様に日本国政府が世界でも通用する航空無線のオペレーターであるということを証明して

くれています(^^)

 

 

 

何事もチャレンジですね!
「青春とは心の若さである」;好きな言葉です。

長々と買いてしまいました(^^;

 

 

いわき経営コンサルタント事務所ホームページ

 https://imcfujimoto.net/

 

いわき夢実現塾

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