「ホームズ&レイのストレス強度」

【イエローストーンの間欠泉】

 

3・11に匹敵する新型コロナウィルス・パンデミックによる恐慌に似た(もしや大恐慌かも?)となっております。

かなり悲観的な考えを披露しますがお許し下さい!

 

本当に古い話ですが、米国の社会心理学者のホームズ&レイが1967年に発表した「ストレス強度」というのがあります。
ホームズ&レイは、なんと「配偶者の死」というのが、最もストレスが強いと考えました。
「配偶者の死」によるストレスを100としたら、他の現象発生でどれくらいの「ストレス強度」になるかを発表しました。

おもしろいですよ! 参考になさって下さい。

【ストレス強度の表】
 配偶者の死; 100 ★?
 離婚;     73
 別居;     65 ★
 懲役;     63
 近親者の死;  63 ★
 本人の病気;  53 ★
 結婚;     50
 解雇;     47 ★
 離婚調停期;  45
 退職;     45 ★
 家族の病気;  44 ★
 妊娠;     40
 性の不一致;  39
 家族数増加;  39
 仕事不適応;  39 ★
 経済的変化;  38 ★
 親友の死;   37 ★
 配置転換;   36 ★
 夫婦げんか;  35 ●
 大借金;    31 ★
 抵当の停止;  30 ★
 親類の紛争;  29 ●
 子どもの離婚; 29
 仕事の責任;  29 ★
 顕著な業績;  28
 配偶者退職;  26 ★
 入学や卒業;  26
 性格の変化;  25
 環境の変化;  24 ★
 上司と紛争;  23 ★
 仕事の変化;  20 ★
 転居;     20 ★
 転校;     20 ★
 宗教の改宗;  19
 活動の変化;  18 ★
 小金額の借金; 17 ★
 睡眠の変化;  16 ★
 同居人数;   15
 食事の変化;  15 ★
 休暇;     13
 クリスマス;  12
 軽微な違反;  11

※今回の新型コロナウィルス・パンデミックによる影響のあるストレスには★、●を付けました。

 

ホームズ&レイは「人生に起こる色々なイベント」を数値化したんですね!
とにかく、もっとも大きな基準がやはり「配偶者の死」なんですよね!?
これを100として、それぞれのイベント(出来事)を相対的に数値化したんですね!

 

実は、彼らは「1年の間に、起こったイベントでのストレス数値を足して、150を超えた人は、次の年にその半数が何らかのストレス関わる病気になる!と発表しました。

なんと、「結婚」が50のストレスになっていますね!
仕事での責任が増すと29のストレスになるんですね!

これも不思議ですね!

顕著な業績を上げるだけで28ものストレスになります。

 

おもしろいのは、「クリスマス」が12なんですね!?
私の「バレンタインデー」は20くらいです(^^;

 

「成田離婚」ってご存じですか?
新婚旅行に出かけて、途中から関係が険悪になり、ほとんどの場合、女性が離婚を申し出るそうなんですが・・・・、帰国してすぐ離婚する(^^;
そうすると男性側「ストレス強度」は、「50+73=123」・・・・(^^;

女性は新婚旅行中に「50+???」を味わって、帰国した途端におさらば・・・?(^^;
ほぼ間違いなく、来年はストレス性疾患発病ですね(^^;

 

15年ほど前に、私の兄が56才の若さで他界しました。
死因は「心筋梗塞」でした。
日曜日の午後に、孫達と一緒に近くのお寺へ散歩に出かけました。
帰宅した途端に「しんどい」と言って寝室へ行ったきり事切れていたそうです。

 

話は逸れますが、兄の亡くなった情況が脳裏にあり、昨年末、やはり「しんどく」なって病院に行くことで心臓冠動脈ステント装着手術を行うことができました。一命を取り留めたのだと、今更ながら、亡くなった兄に感謝致しております。

義姉の話では、毎年の健康診断で引っかかったことがなかったと聞かされました。
しかし兄は当時、会社から希望退職に応じるように言われていたのです。
亡くなる10日前に希望退職を選びました。
退職願いを出して、退職前から職安(ハローワーク)に行っていたようですが、マッチングする職業に合うものがすぐには見つからなかったのでしょう? 
あんなに元気だったと言う家族には、彼の見えない、感じない「ストレス」が急激に累積したに間違いありません!

私は、この「ホームズ&レイのストレス強度」のことを知っておりましたので、彼の死の原因を考えました。
兄の「ストレス強度」は、次のようなことが起こりましたから、
 1)「退職」;   45
 2)「環境の変化」;24
 3)「余暇の変化」;19
 4)「活動の変化」;18
 5)「経済的変化」;38
だけで144となります!
それ以外に、もし彼から思い当たることを聞きながら「ストレス強度」を累積していったとしたら、おそらくかなりの数値になっていたと思います。

 

なぜ、こんなことを書いたのか・・・・!
やはり、これから起こりうる新型コロナウィルス・パンデミックによる経済恐慌による多くのリストラ問題や事業の不振によるストレス急増が想定できるからです。


皆さんの中には、山崎豊子さん作;小説「沈まぬ太陽」をお読みになられた方もおいでだと思います。
場面から想像しますと・・・
御巣鷹への墜落事故での遺族の方々の「ストレス」、遺族の方々の対応をしたJAL職員の「ストレス」は、ものすごいものがありますよね!?

 

先般、飛行機関係者と歓談を兼ねた夕食会をしました。
その時、御巣鷹山事故に当たったJAL職員の「ストレス死」、「自殺者」の数が想像を絶するくらいあることを聞かされました。
数字は記しません。
驚きました。

 

新型コロナウィルス・パンデミックによる恐慌に陥ったと仮定します!
これから全世界で、多くの企業で、企業不振によるリストラが発表されるでしょう!?
自営業者は、今でもTVニュースで紹介されている閉店を余儀なくされています。
これから数え切れないくらいビジネスの破綻が始まるでしょう!
大企業の不振は子会社、孫会社、その他にまで連鎖し続けます。
そして、その方々の家族の人たちのストレスや人間関係の支障が起こると考えますと、その何十倍もの人数の人々にストレスが襲うわけですね!

 

経営者は一般従業員以上のストレスが掛かります。
このストレスは、コロナウィルス感染症よりも重大な疾患を生む可能性があります。
最悪の想定は自死です!
感染症による死者数より多くなるかも知れません。

 

次に、餓死や紛争による犠牲者、戦争までも想定しなければなりません!

ですから、「自粛要請」は深刻なのです!

 

大不況に一番強い行政マンの人たちは百も承知なはずなのです!

とはいえ、このことをほざいても木霊(こだま)が返って来るだけです!

 

身の回りに最悪の事態が起こったら、「自己責任」と「サバイバル」でしかありません。

 

ありがとうございます!




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