科学的浪花節

【あの有名なミロのビーナス;おっぱいの

 美しさにしばし見上げ続けました(^^)】

 

 

今日は、「科学的浪花節」って言葉をご紹介します。

 

私には、6人の尊敬する人がいます。

 

もちろん、偉人伝説の人、マスコミなどに登場する方々の中にも尊敬する人が限りなくいますが、
本当に親しくさせていただいた方々の中のベスト6人です。

 

そのお一人は、小学校の6年間に渡って担任をしていただいたK先生です。
私は小さかったので一番前の席に座っておりました。
国語の時間に、なんだったか忘れましたが作文か小説の文頭だったかが書かれた藁半紙を後ろに
配るとき一番上の1枚が白紙だったのを知っていながら、私はそれを残したまま次のまともなプリ
ントを取って後ろに配りました。
最後尾の同級生が「先生、白紙です!」って手を挙げたとき、私はK先生から滅法叱られたので
す。その叱り方で少し大人になれたのです。
「藤本は自分さえ良ければ、後の者がどうなってもええんかぁ! 藤本はそう言うヤツではなかっ
 たろう!」
みんなの前で叱られたからではなく、なんだか訳なくボロボロ涙を流しながら先生が大好きになり
ました。

 

次は中学校の2年・3年を担当していただいたS先生です。
既にお亡くなりになっております。
私は中学1年生の時、近視になりメガネを掛けました。
原因は、漫画の読み過ぎです。
母が厳しかったので、夜になると押し入れの中とか布団の中で懐中電灯を照らしながらむさぼり
読んだ?(観た)せいです。
お陰様で、乾電池の再生技術を身につけました。

済川先生は、近視になってテニス部を辞めさせられた私を科学部に誘ってくれました。
先生のご指導で、「大阪湾の水を真水に換える」「ボクの考えた電気削岩機」2編が大阪市長賞を
獲得しました。残念ながら、本選の文部大臣審査に行きましたが見事に落っこちました。
科学に興味を持たせていただいた恩師です。

 

社会人になってから、IT企業で数学のおもしろさを教えてくれた人がいます。
4歳ほど年上の最高学府数学科を8年掛けて卒業された方です。
名前は伏せます。というのは、彼はその会社でははみ出し者でした。
ちょび髭を生やし、本当にボロを着て下駄を履いて出社するような人でした。
仕事中も仕事をしないで、ながめると訳の私にはまったく分からない数学の本を読んでばかりいま
した。
課長は、真っ向から彼に注意のできない人でした。

私から観ると彼はオールマイティでした。
ピアノは玄人はだし、囲碁5段、将棋4段、合気道五段、・・・、小説を書き、競馬新聞「赤馬」
の連載予想記事を書いておられました。そっちの方が収入が多いんだとも豪語されていました。

私は意外と彼からかわいがられました。
彼の下宿(民家の2階を借りておられました。学生の時からずっとそこにいると)は、足の踏み場
のない本だらけの部屋でした。その本のほとんどは、それはそれは難しい本ばかりでした。
哲学書も多くあり、何冊か借りて「読書百ぺん」したことがあります。
彼は、本当に手取足取り、私に数学を教えてくれました。

ある日、彼が私にこんなことをポロッと言ったのです。
「藤本くん、こうして数学を学んで私のことに恩を感じても、私に恩返しをしようと考えちゃいか
 んよ!恩返しは、自分の後進にするだけでいいんだよ!人類生成発展の理はこれなんだよ!」
って。感動しましたね!

 

その後、福島県いわき市のちっちゃなちっちゃな(ハッキリ言って汚ちゃない汚ちゃない)スーパ
ーマーケット(SM)にトラバーユしました。
後に、知る人ぞ知るローカルでは有数の利益を出す(財務体質抜群)SMになりました。
このSMを創業したA社長に、私は限りない教えを頂戴しました。
残念ながら2年ほど前、天に召されておいでです。
いま、このように偉そうに書いたり、講義・講演をしたりできる技量を身につけるチャンスと能力
を磨いていただいた方です。
書き尽くせないですね。
まさに私の正真正銘の「メンター」です。

A社長から教わった一つに今回のテーマ「科学的浪花節」があります。
詳しくは後ほど・・・。

 

このSMを卒業独立し、今の仕事に就いてから、創業後相当にご苦労をなさってジャスダック上場
にまで社業を発展させられたSM(スーパーマーケット)企業のSK氏とご縁ができました。

残念ながら、お亡くなりになりました。
故SK氏からは、「好奇心の権化」「行動力そのもの」を目のあたりに見させていただき、
お教えいただきました。

 

最後の一人は、今も親しくご縁を頂戴している食品関連卸売業企業を創業者なされたSH現相談役
です。
「自利利他」をまさに実践なされている。
この方のコトも語り尽くせないですね!
「公開経営」をなさっているモデルとして、私は多くの経営者が見習って欲しいと確信している方
です。

 

以上、6人の尊敬する方々の中での第一人者は、やはり一代にして地元になくてはならないSMにされた

故A氏です!

 

A氏から、「科学的浪花節」という言葉を教わりました。

もちろん、この言葉を発端に実務を行いながら経験則の熟成してゆくことができました。
その後、その言葉の本質を探りながら私なりに到達した定義です。

 

「科学的」という言葉をまず定義します。

 

みなさんもご存じの「科学的管理法」という言葉を最初に使った偉人が米国のテーラーさんです。
「テーラーの科学的管理法」として、戦後、GTQの日本産業再生のために使わされたIE(イン
ダストリアル・エンジニアリング;工場運営技術)技術者が持ち込んだものです。
国策として、日本生産性本部、日本能率協会が設立され、工業生産性が飛躍的に発展しましたね!?

その後は、「トヨタのカンバン方式」にまで昇華し、「セブンイレブンの単品管理」までエンハン
ス(機能改良)されてゆきましたね!?

 

「科学的」とはどういうことなんでしょうか?

 

「科学」とは
 1)いくつかの仮定、仮説、推論をたて、
 2)一定の手法・方法のもとに、
 3)対象を系統的に研究する学問
のことです。学問なんですね!

 

でも「科学的」とは、
 1)一定の目的と方法のもとに、
 2)ものごとを系統的に
考えるようにすることなんですよ!

 

チト難しいですね!?
「科学的」にものごとをやって行くには、まずしっかりした「目的」「目標」を定めるコトですね!
そして、その目的を達成するために現存する最良の「方法」でやり始めることですね。
この「最良」を見つけずして、「試行錯誤」と「無駄な努力」に自己犠牲を払ったり、「自己満足」
している人が多いですね!?

 

現存する最良の方法は、先輩企業(利益を上げている)のやり方を学べばいいんですね!
教えてもらえばいい!
「方法」が解れば、その方法がうまくいっているかどうかの途中経過として「チェック」をしなけ
ればなりませんね?

 

その「チェック」をするのためには「物差し」「尺度」「基準」を持たねばなりませんね!
そこに「標準」っていうのがあるわけです。
この「標準」も我が社の標準から世界の標準までありますね!

 

また「方法」は、一つ一つの「小さな方法(やり方)」を全体最適で組み立てなければいけません!
それが「系統立てて(系統的に)」という意味です。

 

次に科学的なものの見方というのがあります。
それは「仮説」を立てることと、それを実際の実験・実践で「証明」することなんですね!

このようにすれば、このようになるはず!?・・・これが「仮説」ですね!

 

この「仮説」から、「論理的」に導き出した想定すべき結果が、「観察」や「実験」などで「検証」
されることを「証明」って言うんですね!

 

少し、飛躍して偉そうなことをいいますと、「仮説」の域を脱して、一定の限界内で妥当とする
ことが認められたものを「真理」っていうんですね!
だから、あの忌まわしいオーム真理教の言ったこととやったことは絶対に真理ではないですね!?

 

また、私たちの周りでは、「既知(わかっていること)の事柄」と「未知(わかんないこと)の
事柄」とがありますよね!?
そりゃぁ・・・「既知の事柄」だけがあれば、話は簡単ですよね?
でも、実際には「未知の事柄」の方がはるかはるかに多い(^^;)

この「未知の事柄」に対して、「〜思う」「〜じゃないか」という話だけで進めて行くと、物事が
どうも曖昧なままとなってしまいますね?

 

「仮説」を立て、「観察」や「実験」という「手段」を用いて、物事を事実レベルで「検証(証明)」
してゆくことを「科学的行動」と言います。

実はこれを「マネジメントのP→D→C→Fサイクル」って言います。
アカデミックな世界では、「PDCAサイクル」と言っておりますが、最後の「A」がアクション
ではないように私は確信しております。
だって、「D(Do)」でもうアクションを起こしております。
「F」は、「フィードバック・フォロー」であるのです!

 

「働けど働けど、我が暮らし楽にならず!」
なんだか悲哀のある美談用の言葉ですね!?

「一生懸命」働くことは大変です!
「一所懸命」、明確な目標に向かって、正しいやり方(コツどころ)でやることはできます。

 

経営者や経営幹部のみなさんによく話すことがあります。
「3ヶ月」やって、成果が見えてこないのは「やり方」が間違えていると思え!
「3年」、人を直接自身で育てて、その人の職位が上がらないほどの成長がないのは「育て方」が
悪いと思え!って。

 

さて、「科学的浪花節」の「浪花節」って?

「経営とは、凡人を非凡にすること」と私は定義いたしております。
決して、経営は「慈善事業」であってはならないのです!
「厳しく」あるべきなのです。
「競争・競合企業」と相い競い合って切磋琢磨し続けるには、人を育てなければなりません。
そのためには莫大な資金と時間と手間暇が必要なんです。
「なぁなぁ」でなんかやれっこないんです。
経営は「営利事業」に照準を合わせるのです!

 

「利益」の再還元投資をすることで、社員の収入を増やし、休日を増やし、多くの仲間を採用して
ゆくのです。
もちろん、教育投資も行うのです。

「社員の成長によって会社の発展が得られ、会社の発展によって社員の幸福が得られる」
というのが、私の尊敬する安島祐司氏の掲げられた安島氏の創られた会社の「社訓」です。

 

「科学的」に数字で語る会社を作り、「科学的」に果敢なチャレンジをやって行くのに甘えは不用
です!
ですから、「非情」であるべきです!

 

そして、そのチャレンジから「企業の生存条件基盤」を確立し、「社員へ幸福」を与えることが
できるなら、それは本物の「情」なのではないでしょうか?

「科学的浪花節」=「非情の情」

 

経営幹部、管理者に都度つどお話することがあります。
「部下に気を使うな!」
「正しいことに勇気を持て!」
「価値ある仕事をいっぱい与えることを、部下をコキ使うという!」

そして「金使え!」

 

「科学的浪花節」ですねぇ・・・経営は!

 

ありがとうございました。

 

 

 




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